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バーゴウィナーの今 投稿者:ハーモニー高田 投稿日:2014/11/29(Sat) 11:24:20 No.164

海からの便り Q
五島列島から長崎へ出来るだけ最短距離で渡るには、上五島の奈良尾港になるべく移動しておきたいのですけれど、奈良尾に行くには若松の瀬戸という難所を抜けなければなりません。その瀬戸の潮流の方向や時間がネットでも見つからず、漁協も日曜日で休みで困っていたところ、佐世保でお世話になった松尾さんが情報をくださり助かりました!
お昼頃には潮の流れが弱まり連れ潮とのことなので、
24日の朝、早めに宇久島を出て上五島の西海岸を南方面に下り、風も丁度いい角度と強さで吹いて、予定よりも早く若松の瀬戸を抜けられました ^^
迫力ある岩と豊かな緑の島を両側に見ながら進む航路は素晴らしかったです。
ところが、若松の瀬戸を抜けた途端、なんと波が高いこと!
大きなうねりと3mくらいの波が舳先に次々と押し寄せてきて、
1時間半くらい波に揺られしぶきを浴びつつ・・・
船がひっくり返るのではとか、岸に流されぶつかるのでは・・・と、
不安がよぎりつつ・・・
凄かったのは、皆が私に舵取りを任せてくれたこと!
皆、私によく命を預けられるなあ・・・と、びっくりでした ^^;)
荒馬に振り回されるごとく、必死に波を越えました・・・^^;)
そして、明るいうちにやっと目的地の奈良尾港に到着 ☆☆
なんとここ奈良尾の島は、昔、和歌山の漁師が瀬戸内海の漁場が飽和状態で魚が獲れなくなったため、ここまで漁に来て住み着いたのが始まり・・・との由来があるそうです。
なので、奈良尾と和歌山の広瀬(湯浅のこと?)は姉妹都市なのですって @@)
明日は天候がよくないらしく、出航を見合わせる予定です。
今夜は雷予報・・・あまり荒れないといいのですが (><)
写真は上五島・奈良尾の樹齢600年の天然記念樹アコウの木です。

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