8月25日 毎年楽しみの湯浅湾ランデブーが開催されました。
前夜祭も、華やかに行われたようですが、私は残念ながら、嫁の郷である滋賀県で、義父の畑の「林のようにボウボウに生えた草やら雑木」を刈りため、エンジン付き草刈り機を持って行きました。炎天下の中、2時間作業していましたがヘトヘトになってしまった。しかし夜はすき焼きをごちそうになって、夜中に和歌山まで帰ってきたのでした。
さてランデブーに備えて3日まえからウインデーを見ていると、風はほぼ南西から西南西の様子。あまり吹かなさそう。波も高くない。当日の朝、『今日のレースはシングルなので、最初からジェネカーアップでジブは使わないで行きましょう』と作戦を立てる。海南黒江で心配していたエンジンは一発でかかり、右舷にジェネカーバックをセットして、暑さ対策のビニミトップを付けて8時50分イザ出航。
海南港入り口まで行くと右前方にヨットが5艇見えている。初島の地の島あたりでトトロ、エピソード、海優丸に追いつく。スタートラインには、バフィー、リシテア、青海波が到着している。その後、アルタイルが着く。ロシナンテが中々こない。エンジンのオイルが微妙に漏れているトラブルがあることを聞いていたので、多分ゆっくり機走しているのだろうと思っていた。そんな折り、スタートラインにフラッパーが激励に来てくれた。感激~~!
スタート地点の風は、ほぼウインデーの予想のとおり。作戦の実行!まずはソックスでジェネカーを上げておく。あとはスタート数秒前にソックスを開くだけ。
さて11時スタート。一発でジェネカーを開くことに成功し、コックピットへ。ほんの少し方向を定めるのに手間取り、その間、青海波、エピソードに先行を許す。トトロ、ロシナンテ、海優丸は少し後ろからスタート。バフィーとアルタイルは既に遥遠くを先行している。スタートの役目を終えてのリシテアがWindexと同じくジェネカーアップで前を走るバフィー、アルタイルを猛追している。Windexは、ジェネカーに上手く風を受けてからは、エピソード、青海波の前に出て、沖の島灯台までは4番手の良い位置をキープしていた。
沖の島を回航してからは、青海波が得意の観音開きをセットして、より直線的な最短コースをチョイスする。エピソードもトトロも青海波のコースの後ろを追っかけ始める。Windexはジェネカーの特性上、前の3艇の航跡を追っかけていくしかない。ちょっと遠回りだ。エピソードは沖の島回航後、スピンを上げて青海波をパスする。速い。Windexもこれ以上遠回りは嫌だとジェネカーとメインを観音開きにしてコース修正。当初この変更は良かったようだが、地の島、大崎の間を通る風に翻弄され、ジェネカーがシバーしたりし、だいぶんロスをしてしまう。時間経過はここまで約1時間少し。ウインデーの予想では、あと1時間ほどで風向きが南に変わるはず。でも残念ながらレース展開はもっと早い。ロスをしている間に、トトロ、後ろからファーラージェネカーを上げたロシナンテにもかわされる。
Windexは大崎を過ぎたところでジャイブ。あとはゴールまでジャイブ無しで帆走ってくれ~とトリムしながら、右前方に見える青海波、トトロ、ロシナンテを追う展開になった。さて、前方でエピソードがゴールしているのが見える。その後青海波、トトロ、ロシナンテ、ほぼほぼ数分の間隔でゴール。結局Windexはロシナンテの約1分後にゴールとなった。
今回のランデブーで良かったのは前半だけ。しかし収穫としては、この位の微風であれば、一人でもジェネカーをコントロールできるのかな、ということかな。またコース取りには失敗かも思い切って先行艇の3艇の所まで上がって、そこでジャイブしてジェネカーランでゴールを目指した方が良かったのかも。途中で焦って観音開きにしたのが失敗だったのかもしれない。まあ反省も多いところだが、楽しくシングルハンドをしました。次回はブイ周りレース。それなりに頑張りたいと思います。