徳島・和歌山対抗レースに参加しました。 [乱筆・乱文・誤字脱字 失礼いたします。ご勘弁を・・・<m(__)m>
土曜日に回航・前夜祭、日曜日にレースと２日間を使って行われる企画。この季節は、毎年どちらかが雨で、私が参加始めた９年前より二日間とも晴れると云うことは無く、今年もそれにもれず日曜日には雨の中のレースとなりました。
前日の徳島への回航では、１０時過ぎに和歌浦を出て、海優丸、ロシナンテと連れ立って走ってると、後ろから機走でのリシテアにすごい勢いで抜かれた。我々は、前に見える艇を２０００回転の機帆走で追っかけるとそこにはオプティミスト。
オプちゃん、海優丸、リシテア、Windexと揃って徳島に到着。前夜祭の会場まではタクシーで行き、お泊りの手続きを行い、さて宴会。今日は呑んでも呑んでもその後の移動は無いので楽でした。２次会もリシテアのお部屋にお邪魔して楽しい前日を過ごさせて頂きました。
徳島和歌山対抗レース 当日 Windex目線のレースレポート
朝、旅館の御主人が県庁まで送ってくれるという大サービスに甘えて、我々とリシテアのメンバーは雨の中ケンチョピアへ。
横抱きしていた海優丸の舫を外し、うちは波道さんへの舫を外して７時頃出航。
スタート付近まで約２５分で到着。皆さん各々スタートまで有利な場所取りのためと風の具合を読むのにウロウロと回る。Windexは赤灯台をかすめてスタートすることにし、それまではちょっと後ろでウロウロすることに。
８時スタート。良いスタートを切れたがスタート直後、ブローでオーバーヒールになり、ジブを巻くことにするが、ジブのファーラーラインが引っ掛かっていることを発見。
前に行きそれを解く間ジブをシバ―させていたので、その分他の艇より遅れをとってしまった（ルチェーレさんが勢い良く抜かしていってくれました(;^ω^)）。
そこからは皆さんと同じ方向に走っていくが、１艇オプティミストだろう艇が南にコースを取る作戦。
今度会った時、とった作戦の意図を教えてもらおうかな。
スタート後１時間は、約８ｍ/s位の風と闘いながら少し巻いたジブで約６ノットで走ってましたが、
ヒールがひどく、ティラーでのあて舵が限界だったので、メインセールをリーフすることに。
正直、こんな荒れた海上でリーフ作業は、勿論Windexで初めて(このような経験はレースに出てないとしないですよね。普通こんなに波・風があると最初からリーフして出ていくものね。レースに参加する意義はこんなところにもありますね)。時間がかかったけど何とかリーフ作業成功。メインをリーフするのにシバ―させていた間に、また前に見えていたベラノッテさん、ダフネさんに離されてしまった。
南からアビームっぽく走ってきたオプちゃんは調子よくベラちゃんに迫っている。Windexの後ろでは、海優丸がヒールの影響で燃料があふれるトラブルで出遅れていた。
２時間経過の１０時頃、Windexからは未だ前に先行艇が全部見えている。この風の中なんとか食らいついているようだ。しかしこの高い白波の中、２７フィートの艇は、３０フィートオーバーの艇よりも
ピッチングの影響はもろに受けて、波の度にスピードが落ちる。仕方がない。
私と上野さんはひたすら右舷に乗ってヒールを殺そうとするが、スプレーをかぶって大変。
そんなことをスタートから約２時間半ほど続けてると、もう沼島を超えているかも、
今は紀伊水道の本線航路上ではなかろうか？とGPSで確認するともう半分手前まで来ている。
目の前には和歌山の山々が浮かんできている。雨も弱まり視界も良くなったのか？
少し元気になる。さらに風向きも少し変わりアビームになり波も落着く。
さらに１時間、沖ノ島がいよいよ見えてくる。右前を走るオプちゃんが、南よりのコースをとって
沖ノ島へ向かって走る。我々は、ちょっと落として東北東に向かい和歌浦湾のど真ん中へ向かう。
この時１２時過ぎ。辛うじて先行艇のセールが何艇か見えており、一番近いのがダフネさんでした。
海面も落着き、トイレタイムができそうだと喜んで、さらにこの調子でゴール出来たら「海南市の かつや でとんかつを食べよう」と冗談も言っていたが、沖ノ島がはっきり見えてきたころから風が弱まり進まない。ダフネさんに追いついたのは風が無くなっていたからか。
そこからは大変。変わる風向きに翻弄されながら、ボチボチと海南港入り口を目指す。ダフネさんは前夜祭の時「うちは今回７人乗るのでドン吹の時は、みんなでヒールを抑え込めるので走るかも」と聞いていたので、きっとここまでは順調に快調に来たのでしょう。しかし、この微風になってからは苦労しているようでした。
南からオプちゃんがスピンをあげたり下ろしたり色々苦労しながら、大崎をかすめていくのが見える。こちらはこちらでジェネカーを上げようかどうしようか？
２週間前にジェネカーを上げて失敗しているので、ここは安全策で、ジブセイルのまま
ゴールを目指す。これまでのWindexの徳島和歌山対抗レースのタイムの新記録がかかっており、
なんとか６時間６分より早くゴールしたい。風は北北西に変わり微風だが、なんとか吹いている。
ゴールにひたすら向かっていると前からゴールしただろう徳島のチサトが戻ってくる。
「お疲れ様でした～～」と 「よし、６時間を切りそう」と思っていると
ゴール前でまたしても風向きが・・・・・・・
あかん前に回りそう。なんとかあと少しもたないか～～。
で、、、ギリギリ１３時５７分２５秒でゴ～～～ル。
そのあとが大変でした。ジブが巻き取れない。ジブハリが絡んでいる。
だからジブも下りない。高田さんの機転で、ジブファーラーに手で巻き付け、漸く海南黒江に到着。１５時過ぎにヤット、「海南カツヤ」に入り[とんかつ]にありつけました。美味しかった～～(^_-)-☆
レース参加の皆さん 本当にお疲れ様でした。
注）艇の名前が出てますが、多分あの船はそうだろうと思って記載してます。
オプちゃん、ダフネさん、ベラちゃん が、違っていたらごめんなさい。
