2023年シーズンの初戦となる市長杯をまさかの欠席。昨年度クラチャンとして初戦不参加は申し訳無いなと思いつつ、Lysiteaメンバーは、グルーブチームの艇旗艦の九州回航に行ったり、GWの2023オーシャンスプリングフェスティバル(三河湾〜八丈島〜横浜)に向けた回航に行く者、自らを含む2名は相模湾で開催されるDiners Club Nippon Cupへの参戦など、まぁ見事なまでのチーム離散で、初戦をお休みさせていただきました。当の私自身も4月15日〜16日に開催されるNippon Cup参戦のため、相模湾に行っていました。

Nippon Cup 葉山シリーズは、春と秋に葉山マリーナを拠点に開催されるシリーズレースで、IRC Classに加えてMelges 20のワンデザインクラスと30歳以下のセーラーを対象にしたU30 One Design(Y-30SN)Classに分かれて、各シーズンの個別と春・秋の年間ポイントでシリーズチャンピオンを決定します。

IRCクラスは、K36侍を中心としたHPR艇のフリートと、TCC=1.030を基準にのDivision-AとBに分けられ、乗艇のConstellation〈IMX-40〉は激戦のIRC Division-A。Vogue〈JND-36〉、光風〈First-40〉、関西から遠征のGRAN Desse〈X-35〉に、昨年のAutumn Series IRC Division-Bを4レースを1位、最終レースDNCという圧倒的成績で優勝したAphros〈Ker-33〉といった強豪集まる激アツフリート。

Nippon Cupには昨年の秋大会から、逗子マリーナのConstellationで参戦しており、今回は前回秋のIRC Division-Aのディフェンディングチャンピオン。予報では40ktsオーバーの時化だったり、全くの無風だったり、とにかくレパートリーに富んでいて、最終的な風の予測は当日朝まで定まらず。確実なのは1日中雨・・・。初日は全く止む気配が無く、朝から夕方までずっと降り続く。そして無風という最低のコンディションでした。午後から、10kts程度の風が不安定ながらも入ってきたので、その中で2レースを消化。雨降って風弱い中のレース、「相模湾にまで来て何してるんだろう。」と思いつつも、同じ思いを広島や沖縄でもしているので、その点では学習能力が欠落しているのだと思います。

2日目は、やっぱり無風予報と20ktsオーバーの強風予報が入り乱れる状態で、そのすべての予報が当たり。平均は15ktsくらいの風が吹きつつも、時より5kts程度まで風が落ちてしまう傾向にあった為、南風が吹くと外洋のうねりが直で入ってくる相模湾の特性上「波だけ残って風無い」という精神衛生的にもよろしくないコンディションになったと思ったら、その後30ktsに迫るガストが吹き荒れるハードコンディションに変貌。富士山が綺麗に見える葉山沖は碌な事がないというジンクスがあるようで、正にその通りの海況になりました。

結果として、雨と強風波浪のイメージが強い2023年のSpring Seriesは初日、2日目ともに2レース実施の計4レース。3レース目がUFDになってしまった為、5レースやってカットレースで失格を消したいところでしたが、予告信号のリミットの為Division-A7位で終わりました。

この原稿を書いている、4月17日時点でまだ筋肉痛が出ていない。おそらく明後日くらいに体が怠くなってくるのでしょう。

写真提供元:Junichi HIRAI〈BULKHEAD magazine Japan〉 , Noriyuki SUZUKI〈Kazi〉

2024年 クラブ行事

ポイントレース
4/14(日):市長杯
5/26(日):アゼリアレース
6/29(土)~30(日):WOYC vs TYC対抗レース
7/13(土)~14(日):クラブ交流帆走会+親睦会
8/4(日):WOUC CUP
8/25(日):湯浅湾ランデブー
9/22(日):県連会長杯
10/13(日):沖ノ島ランデブー
11/17(日):ファイナルレース

その他レース
4/27(土)~28(日):舵杯ヨットレース
5/3(金)~4(土):関空一周ヨットレースシリーズ
8/12(月):JSAF紀伊水道レース
8/14(水):阿波踊りヨットレース
10/28(土)~29(日):SHIMA SEIKI CUP 和歌浦セーリングフェスティバル2024

クルージング・イベント
7/13(土):WOYC親睦会
12/7(土):WOYC忘年会
1/12(日):2024年度総会・新年会