高田さんからのメール  2002             2002.9.5〜11.21
受信日時  2002 
9/5 現在函館です。8/14頃入港しました。「金森倉庫」前に係留しております。ゲストのお世話をしてくださるヨットクラブの水野さんに車を借り、ドライブトと温泉三昧の毎日です。来週、函館を離れ、小泊港から深浦港へと進む予定です。
ここにきて、天気が回復し係留地から、駒ケ岳もきれいに見えます。
9/11 体験セイリング。お疲れ様でした。皆さん大変喜ばれたことと思います。こちらは函館で、「引きこもり」の子供を乗せる体験セイリングのお手伝いをしました。楽しい良い経験でした。
9/27
函館から、小泊、深浦を経て昨日秋田マリーナを出港し山形県の酒田港に入りました。
鳥海山が美しく2000メートル以上の山が、海岸にせり出すような景色は圧巻で、北前船の東北3景に入ると言うのも頷けます。
そんな、こんなで、元気で過ごしております。楽しいエピソードもできました。
10/3 現在、酒田港に入港しております。台風は地元の方達が舫いを取っている船溜りに非難させていただき、事なきを得ました。それでも、吹き返しで30メートルぐらいは吹いたと思います。 銚子マリーナに非難した、船より連絡があり、マリーナ内で4艘の船が沈んだそうです。浮き桟橋も壊れ,上架中の船は将棋倒しとなり、突風で50メートル以上を観測したそうで、たいへん悲惨な状態になっているようでした。 あす、天気がよければ粟島、明後日佐渡島へと向かいます。かなり、東北は寒くなってきており、焦ってきました。 
10/16 能登半島の七尾に入りました。かなり奥の天然のシェルターのような入江に舫っています。おかげで、全く台風の影響もありません。ただ、魚網が網の目のように張り巡らされており、ここまで来るのに地元の方に水先案内をしていただきました。帰途が心配です。湾のなかは至るところブイだらけです。来週早々にここをひきあげ、次は伊根に向かいます。
11/8
兵庫県の香住柴山に昨日より入港しております。先日の寒波を金沢港で避泊しましたが、風波とも港内にまともに入ってくるような悪条件で、下船もできず、7日間船内に缶詰状態でした。吹きっぱなしの荒れっぱなしで舫いの点検に数日寝ずの番でした。
それに比べてここ香住は静かで最高の港です。今回の低気圧の通過後境港に向かいます。
11/21 境港の公共マリーナを出て、昨日山口県の室津に入りました。いよいよ日本海も終わりです。冬の風に追いかけられており、ここまでくるとすこし安心です。こちらには1週間ほど滞在し、次は福岡に向かいます。
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