2011WOYCレース 一言コメント
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ベラノッテ クラスⅡ                 藤永 優

ベラノッテ

白崎海洋公園沖から沖ノ島西側を通過しマリーナシティ沖Finish
ショートオフショア.

去年はリコール(フライング)で
OCSになると云う失態を犯す。
今年は細心の注意を払って、見通しまで取りに行った。
スタート直後、風下前方にフラッパー、其のまた風下にバフィ、前方にファルコン
スタートと同時に西から来ていた風と共に雨が降ってくる。
前も詰まってるし、右側の方が風もよさそう。
雨風と一緒に陸に一回寄せようと言う事で、スタートしてすぐにタックを返す。
其れについて来たのがルチェーレとフラッパー。残りは沖へ向かう。
沖出し組の海域の風が無くなった様で、風が北に振った時にタックを返す。
未だこの辺はそよ風ながら一応風はある、ただ妙にチョッピーがある。
波がなければそこそこ帆走るのだが、艇が重たい分波に叩かれると再加速は大変。舵で漕げないし。
沖出し組の、先頭集団のバフィー、ファルコン、ジュゲムとのミート。此の時点ではまだ前を切れた。流石のクラス1俊足3艇衆。後ろを通って行ってもワンタック返せばもう上に居る、そしてそのまま抜きさっていく。クラス1のスパジオ、マリーアンはそのまま沖出し。
X-37Sの新スパジオ、微風でもかなり速い。見る見るうちに離れて行く。クラス1艇が最終どうなったか分からないけど。先頭4艇はいい勝負だったのでは?
白崎沖を
13時にスタートして約3時間半(16:40頃)。沖ノ島沖にようやく到着。
後続のクラス2艇2番手3番手とは1
mile近く離れてるだろうか。
余裕で沖ノ島沖
MBを1位回航と思いきや、風が無くなり。淡路島南東置沖にある寒冷前線と有田市上空にある雨雲が喧嘩して風はフレフレで一向ににMBに近づけない。有田側からの風を受けて、ジェネカーを揚げただんりゅうとスピンを揚げたウェイクアップ、マリーアンがもの凄い勢いで近付いてくる。
不安定な風に翻弄され続け潮にも流される事十数分、何とか
MBを回った頃にはだんりゅうが数分の位置に。4時間近く帆走って来た分ベラノッテ(0.819)とだんりゅう(0.809)TCF差で約3分の時間差。3分開いてなかったよなぁ。
沖ノ島回航後は一路マリーナシティ沖向けて、風の振れも重なってほぼ一本。
しかし此の風の振れが、悪夢の始まり。
後方数百メートルに居ただんりゅうとマリーアンが立続けにブローチング。此れはヤバいと言う事でリカバリーの準備をするも。海面見てても分かり辛い。ブローチングこそ回避した物のもの凄い風で、見た感じスピンも限界近そう。
もう降ろそうかと思ってるとバスン・・・
一気にラットが軽くなる、スピンがバッサ
〜〜
シートが後ろに流れてた、まぁどっちしろ降ろす予定だったから、結果オーライ。スピン回収は無難に処理できたのが不幸中の幸い。
雨が振り出し視界がゼロになる。
航海灯を付けて、
iPhoneGPSで位置を見てもらう。
もっと左。
30度方向。と言われてもコンパスフラフラで殆ど役に立たない。
此のまま言ったら岸壁に当たると、言ってるうちに大崎の石油コンビナートが見えてきた正面にはタンカーバース。
地形が分かれば何とか方向は分かる。ほぼ真北向かってメインを降ろしジェノアを
30%位で走る。
ただ風に思いっきり押されコントロールが思う様に利かないやむなくエンジン始動
プロペラの水流があれば何とかコントロール出来る。
取り敢えず陸から離れ、何があるか分からないからエンジンはかけっぱで、
Finishが何処かも分からないから、周りも見えない、取り敢えず和歌浦に向ける。
気付いたらデカイ貨物船が近くにある様な中、灯火を付けた本船が西日に照らされ霧の中にボンヤリ見えてる。あの不気味な光景はなかなかの恐怖。
霧の中を彷徨ってると正面に
WMCYCのマークを発見、少し左にフィニッシュボートが居るものの何かてんてこ舞してる様。もうエンジン使っちゃったし、あの状況下で見てるかも分からないけど一応通っておこうと言う事で一応ラインを通過。
MAX
50kt近い風が吹いてたかもしれない。其処迄来るとジェノア30%でも結構帆走る。
あのバッドコンディションの中、損傷を受けた艇もある様で、怪我人とかが出なかっただけ良かったと思います。
メインがまともに使えたらエンジン使わなくても対処出来たでしょうから。
12年半ヨットに乗ってて、この日は1、2を争うバッドコンディションでした。
波風だけなら兎も角、豪雨と濃霧、雷が加わるともうどうしようもありません。
特にヨットの場合上空でゴロゴロ言われると生きた心地がしません。
今回のレースの教訓。ショートオフショアレースの時はワンポイントリーフだけでも通しておくべきだと思いました。

7/24 第25回WOYCカップ
ウエイクアップ クラスⅡ                 谷  佳彦(Y&Y)

いつもウエイクアップにお世話になっています谷です

1レース目、スタートに少し遅れたもののそのまんま西へコースも良く1マーク回航後、秘密兵器の出番です

大きな大きなスピンの登場で後続艇との差は見る見る開きます

あまり大きなスピンで差を開けるとハンディ見直されるんとちがうか?っと誰かが言ったような言わなかったような???

クラス1には抜かれたものの着順1位でゴール!

2レース目、好スタート出来たものの3マーク回航でジブを揚げる時、ラフが下から50センチくらいレールに入っていないそのまま1マークに走るのですが、だんだん大きくなってくるので少しハリヤードを緩めて入れ直し無事1マーク回航!

スピンを揚げるのですが、なんだか変だなぁ~ とスピンを通して向こうの景色が見えているんですアッ 破れてる!真ん中より少し下の部分が縫い目でなんとか止まってる騙し騙し破れないように破れないように走ります

後ろからべラノッテさんがエライ勢いで追いかけて来ます

フィニッシュは何とかべラノッテさんの追撃を鼻の差でかわしファーストフィニッシュできました

後でブラウの中村さんからHDCP見直さなあかんな!と言われました

スピン破れた分でチャラにしてぇ~

ほんとうに楽しいレースが出来ました皆さんありがとう御座いました

6/18-19 第34回徳島対抗レース  ノーレース
ベラノッテ クラスⅡ                 藤永 優

BellaNotte

徳島対抗レースお疲れ様です。

前日迄天気予報は曇り時々晴れだったのに回航から雨雨でも前夜祭は多いに盛り上がりました。

レース当日

今回も耐久レースになりました。

視界が無くなり、風が無くなり、潮で思いっきり流され(前に進もうにも只管流されバックしてました)大変でした。

速く帆走らせるかより、取り敢えずマークに向ける。

無情にもマークからは1mile以上も流され、吉野川河口浮上を回航出来た最後の艇になってしまいました。

レース内容は無いに等しいです。


風が無い、潮の流れがどうこうと言うのはナンセンスと言うか其れ等も含めてヨットレースだと思うのでコース設定などに兎や角言う気は無いですが、今回の様な天候の場合、マークでコース短縮も視野に入れておかないと、レース自体成立しなければ意味が無いと思います。

やっぱりコミッティーは少なくとも1隻必要。

今回に限っては、マークの回航時間を電話かメールで本部に連絡する形で、その時間で成績出してもよかったんじゃないかと思います。

タイムリミット17時に間に合う様に帆走ろうと思うと、アベレージ3.2kts以上で帆走る必要があり。残り時間とアベレージスピードが当日予報の最大風速のターゲットスピードより数値が大きくなってしまうともうリタイアしか手はありませんから。

一昨年の徳島対抗も40ktsオーバー風、3m超のうねりの過酷なレースでしたが、頑張って帆走れば前に進む。

4時間かからず和歌浦にかえって来れた事もありました。

今回5時間かけてやっと吉野川河口沖、自然が相手なので仕方ないですが、やはり煮え切らない気がします。


次回のレースはいい天気で良い風が吹く事を願います。

5/22 第14回アゼリアレース
ジョイ クラスⅡ 3位                   田和 佳晃

ジョイ

アゼリアレースでは最終的に3位でした。

ファーストフォームは初めてかな? 有り難うございました。

前日、ポラリスの伊藤君に会い、明日のレース頑張ろうと話すとポラリスは

でないという事でそれではJoyに乗りませんかと誘うと「はい」

ラッキー、又強い助っ人ゲット。

前回の様に旨く行かなくても、皆さんの周りで遊べると楽しみにしていた。

当日は雨、メンバーは私と広瀬さん、タエちゃん、伊藤君の4人。

ポラリスの岩上君もロシナンテに乗るらしい。強敵。

だんりゅうは来る途中でトラブルで早々にキャンセル。

鬼の居ぬ間に????

スタートで良さそうな風、流石、伊藤君、ばっちりスタート。

Joyは南に、他艇は殆ど途中でタックし西に上っていく。

南に走っているのはJoyと後ろからベラノッテ。流石に早く上突破されるが、

ドンドン、Joyのスピードが落ちる。落ちた所でタック??早くしてよ!

Joyはそのまま南に伸ばし遅れてタック、前にマークが。ばっちり、こちらの方が

風が良さそうで、ベラノッテに続き今回も2番手でマーク回航、後ろにwakeupが。上マークの後はドンドン離されていく。下マークを周り、少し西に上ったが同じく

南にタックし、マリーナの前まで、1週目とほぼ同じコースを引く。
後ろにロシナンテが見えない。ベラノッテは早々とタックして北西に走って行く。

上マークの前でスピンの用意をして頭を上げると方向が全然違う。
タックしてスピンを片付けマークを回るとモヤって前が見えない。
風が上がる。かろうじて名草山が見えるのでその方向に、ベラノテと
wakeupは何故か落としている、マーレーもマリーナ方向に。

モヤが晴れマークが見えてきた。ベラノッテはタックして上に、wakeup
メインを下ろし
トラブった様、マーレーは方向が少し違っているが早い。

ゴール前でJoyは入れず、タック、ベラノッテがゴールに迫っている。

Joyが数秒早くゴール。初めてのファーストフィニッシュ。

ロシナンテは後ろに見えない。あわよくば又優勝??

2レース目は風が強く中止。

マリーナに戻って片づけているとロシナンテが戻ってきた、
岩上君曰く「直ぐ後ろ走っていた」

見えなかった。風が変わって縮まったらしい。残念。

表彰式では矢張り、ロシナンテが優勝、3位フラッパー、5秒しか離れてない。

その後フラッパーのTCFが間違っていたのでJoyは3位フラッパーが2位でした。

次回も楽しみます。有り難うございました。

ロシナンテ クラスⅡ 優勝                   冨山 信彦

ロシナンテ

田和さん、本当にすみません。
せっかく「Joy」が、クラスⅡトップでゴールしたのに。
優勝を確信していたはずなのに。申し訳ない。
「ロシナンテ」の10%のハンディには残念ながら勝てなかったですね。


5月22日は朝から雨。前線が南下してきていて荒れ模様の天候が予想された。「途中で棄権かな。」とシングルハンドで出艇予定の私は考えていた。
ところが、セーリングセンターに着くと「ポラリス」の岩上さんが「ロシナンテ」に乗ってくれるとのこと。
これで上位が狙えるかもとダブルハンドでスタート地点に向かった。
最初から、ティラーもメインシートも岩上さんに預けて、私は下働きに徹することにした。
スタート。いつものシングルハンドで出艇する時とは違い、他の船が周りにいる。これはいいスタートだ。
「ロシナンテはポートタックの方が速いな。」シュラウドのテンションが左右で違うということのようだ。「ああ、そうですか。ずっとポートタックで走りましょう。」「・・・?」

第1マーク回航前、「フラッパー」と並んで走る。このような状況はほとんどなかったので暫し見とれる。「余裕ですね。」と返され抜かれる。
マーク回航後、スピンを上げる。シングルハンドでスピンを上げるはたいへん。二人いれば非常に楽。

二周目に入った時、岩上さんが「風が北にまわるな」と予想。前線の通過で嵐のような風が吹く。しかし、岩上さんの予想とコース取りが当たり、前を走る艇との差がどんどん縮まっていく。
「え、優勝。」
「クリスタル盾は優勝艇だけ!」。田和さん本当にすいません。

4/17 第29回市長杯
ジョイ クラスⅡ 優勝                  田和 佳晃
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市長杯では優勝出来ました。有り難うございました。

朝、エントリーで受付からお釣りがない!!

困った、私の小銭入れも467円しかない。「まけてくれ」と言ったのですが、即座に隣の園村さんより「ダメ」当たり前ですね。

ブルーストリームの西村さんに「100円頂戴」西村さんから「よっしゃ。前走るなよ」と言われ、100円ゲット。お釣り無しで払えました。

今回は昨年からのメンバー、廣瀬さん、タエちゃんと私の3人で乗る予定でしたが、朝、艇長会議で、過去に私のMylady時代のスキッパーをして貰い、良い思いをさせて貰った、藤永君が乗る事に。心強い助っ人登場です。

彼は今のデヘラーのティラーは初めてとの事。

タックは楽で早いから・・・。セルフタックの楽ちん艇です。

スタートは良い位置に着け、リコールもなく、スムーズなスタート。

1マーク迄は上りで雑賀崎の前で少し風が変わる。

前にフラッパー、少し上側にロシナンテ、ルチェーレ、スタート遅れたバフィーも

楽々と抜いていく、ポラリスも抜いていくが、何時ものドンドン離されるのではなく

ゆっくりと前に出て行く。結構帆走っているのかな?

1マークでは前に早い艇、だんりゅう、ウェークアップ、オプティミスト、ポラリス,
マレーアはでかい早い。ブルーストリームもよく走っている。

ロシナンテ、フラッパー、ルチェーれは遅れた。

ジェネカーを揚げ2マークに少しはブルーストリームに近づくが今日は早い。

が2マーク過ぎた所でブルーストリームがトラブルでセールを下ろしだしてリタイヤ。もう前とは離され、後ろは離れ、一人旅。

フラッパーやロシナンテは知らない間にスルスルと前に出てくるのをチェックしながら。追い上げが無いのを確認し3マークから2周目に。

2周目の1マーク迄、ポラリスは和歌浦に近づき、他は真ん中。

Joyはその真ん中辺、マークは双子の前。

流石、トップ回航はポラリス。和歌浦側の方が風が良かった様です。

マレーア結構落として行った。2マーク回った所でジェネカー、前のマレーアはジブメインだけ、少しでも近づくかな??走れ、走れ・・・・

この辺からは前も離れ、後ろも離れ、真ん中。後ろからは追撃無さそう。

2マークを回り、ゴールへ、トップとの差は??

約15分、旨く行けば上位へ、後ろからの追い上げでひっくり返るか??

結果出るのが楽しみでした。

結果は優勝、2位ポラリス、ポラリス早し。修正でも62秒

3位にはやっぱりロシナンテ。フラッパーも5位に4位のだんりゅうとは14秒クラス2は今年もおもしろそうです。

今回はベラノッテが出ていなかったが風はベラノッテ用だったのかな??

次回のHDCPはプラスになってしまい、暫く上位は難しそうです。


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