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クラブレース初参戦レディバードWOYC杯 投稿者:Windex(風見鶏)阪本 投稿日:2025/07/15(Tue) 14:22:08 No.1786

皆さんこんにちは、ウィンデックス阪本です。 またまた長文です。

先日は暑い中、WOYC杯のレースお疲れ様でした。

今回私は、レディバードというオークレット26+ に乗せて頂いて
レースに参加しました。
カナオさんの艇で、昔マリンコーラルという名で活躍していた艇だそうです。
ちなみに今のマリンコーラルは、昔はウェイクアップという名で活躍していまして、今日のレースは、新、旧 のマリンコーラル対決ということもありました。
 勿論現在のマリンコーラルは、スキッパーとクルーが7人も乗って万全の状態。
レディバードは4人体制でも我々ウィンデックス組2名を加えた寄せ集めチーム。とてもかなうはずはありません。
 それでも普段はX35の波道で活躍のカナオさんとオトクボさんと4人で、このオークレット26がどのくらい頑張れるのかを試そう、また久しぶりに楽しもう、ということになりました。
 艇として10何年かぶりでレースに参加するので、事前に少し練習ということで、前日の微風の中、カナオさんオトクボさん私の3人でレディバードに乗り込みました。
 私の最初の感想は「艇が軽い、ウィンデックスと比べると機敏に動く」でした。タックをするのにも、ウィンデックスだと「よっこいしょ」という感覚ですが、レディバードは「ハイ、ハイ〜〜」って感じで速いです。それとコントロールするロープ類は全てコックピットに引っ張っており操作しやすい。またピッチングも少ない。やはり良い艇です。
 3人で午前中スピンのアップ、ダウン、ジャイブを練習していたけど、スピンハリヤードのトラブルで、急遽中断。明日のレース前に早朝からマストの中に入ってしまったハリヤードの交換をすることにして昼食後解散。
 レース当日は、朝7時過ぎから和歌浦ポンツーンでカナオさんを私とオトクボさんとでのメインハリヤードを使ってダブルウインチで上に上げてスピンハリヤードの穴からマストの中へタコ糸を落とし、それを下の穴から針金で捕まえて、新ハリヤードに付けて再度上に引上げ、穴から下へ手繰って落としていき交換する。なんとか上手くスピンハリヤードの交換が完了した。これでスピンアップできるぞ。
 8時過ぎにウエノさんを加えてマリーナシティセーリングセンターに回航。エンジン音が静かなんだな〜。同じ2GMなのに「ガタガタ」いうウィンデックスとは大違いでした。
 さて、今日のレース。運営できる艇が少なく急遽運営に回ってくれた青海波が抜け、ブラウ、マリンコーラル、トトロ、レディバードの4艇でのレースとなりました。
 ソーセージレースを2レースと決まり、昨日練習したスピンのアップダウンがスムーズにいくかどうかがポイント。慣れないメンバーなので、スピンのアップダウンは、ジブをファーラーに巻いてから行うことにする。
 第一レース。スタートで出遅れました。メンバー皆、初めて乗る艇なので、スタート地点までどの位で走るのか?見当が上手く出来ず、1分以上スタートを切るのが遅れました。
ただそれから直ぐにタックしてボートで走るとよく登ります。良いペースでマリンコーラル、ブラウについていっておりました。ボートで帆走ると滑るように走り、ウィンデックスとは全然違います。程なくスタボにタック。セッティングの加減か、こちらの方が登り角度が悪いような気がしました。風は多分5m、6m とか吹いたり、またまた3m、4mに落ちたり、波は50cmから1m位。上マークは、コース取りが上手くいったブラウが回航、次いで3分位後にマリンコーラルが。我々はそれから10分位遅れて回航。
 いよいよスピンアップです。クルーのボジションチェンジをし、カナオさんがバウマンへ、前でスピンのリフトやセッティング。ティラーを最初私が持つが、私も前に手伝いに行きウエノさんがティラー。シート回しとかの失敗を修正しながらなんとかスピンアップ。
アップしてからの速度は速い。風向きの関係で、ジャイブなしで下マークまで行く。スピンダウンは、下マークの少し手前で行い、余裕をもってジブを出して下マーク通過。
 得意のボートタックで上マークを目指し、5回のタックで上マークを通過、今度は最初からバウにカナオさん阪本と二人で作業をし、スピンアップに成功、ゴールを目指す。
 今回もジャイブ無しでゴールに入って行き、2位艇より20分程遅れのゴールとなりました。
 次の2レースまでの休憩の間、マストの上の方に上がってしまったポールリフトのロープを救出にカナオさんが海上でマストに登りました。無事引っ張ってスタートを待つ。
 第2レース。今度は少しコースも短くなっておまけに1周レース。今度はスタートからはなされないぞ〜と結構良いスタートを切るが、スタート前に左舷側のジブシートをウインチに絡めて取れない。仕方なしに前のブラウ、マリンコーラルが次々とボートへタックしていく中、スタボで走る。漸くシートの辛みが取れタック。得意のボートタックで上マークを目指す。あまり前2艇とは離されていない。近くなった上マークが迫り、1レースとは変わって、今度は上手くコース取りをしたマリンコーラルがブラウを抑えて上マークをクリア、次いでブラウ。2艇ともスピンをスムーズに上げている。でもスピンの大きさが違う。残念ながらプラウに抜かれるだろうなあ〜とか言っていると我々も上マークが近づきスピンアップの準備。ジブを先に巻いて、2艇に遅れること数分上マークをクリア。スピンアップ。あかんどこか引っかかっている。修正して再度アップ。やったあー上がった。
これであとはゴールを目指すのみ。前のブラウ、マリンコーラルはジャイブをしている。だがゴールのブイが見えてこない。本部艇は見える。そのうちブイにトトロが絡まっているのが見えてくる。うちの艇からは11時の方向だ。ジャイブが必要。スピンでのジャイブ。あ〜〜失敗。フォアステイのファーラーにスピンの真ん中が絡まり、ひょうたんのようなスピンになってしまった。それでも風は受けているのでそのままゴールを目指して無事ゴール。前2艇からはそんなに離されてなかったなあ〜。良く走るレディバードでした。
スピンダウンし、メインセールのアビームで和歌浦を目指し、無事和歌浦ポンツーンへ到着。
 皆さんお疲れ様でした。楽しいレースをさせて頂きました。次の和歌浦湾でのブイ周りレースもレディバードを出艇させましょう。ということで落ち着きました。
 カナオさん、オトクボさん 今回お疲れ様でした。また有難うございました。また一緒に楽しみましょうね。
 さてさてウィンデックスはというと次の湯浅湾ランデブーには出艇いたします。昨年はスタートからジェネカーを上げてシングルで頑張りましたが今年はどうなるのか??

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