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記事No 1311
タイトル 対抗レース,レース編(長文注意)
投稿日 : 2021/06/28(Mon) 18:33:50
投稿者 Windex(風見鶏)阪本
参照先
徳島対抗レース 当日レース編です。長文です 読み飛ばして下さい。

興味のある方は、覚悟して読んでください(*^▽^*)

登場艇は、ベラノッテ、青海波、ロシナンテ、フラッパー、シュガーベイビー。です。

朝5時前起床。コーヒーを淹れ菓子パンで朝食。残ったコーヒーはポットへ。
ウィンディの予報を信じて、右舷にジェネカーをセットし、準備万端。

7時前に出航し、ゆっくり機走して皆さんの艇に抜かれながら写真を撮影。
(波道、青海波は先に出航していたので写真は撮れなかった(>_<))
スタート地点を超えたところで、一度ジェネカーを上げて、
和歌浦向いて75度から80度で帆走できるかどうかチェック。
だいぶん落とさないと無理なことがわかり、スタートはジブセイルスタートを決定。
いよいよスタートですが、スタート時、ほんの少しフライングしたような気がしたので、仕方なくクルっと回転して引返しリスタート。本部船が無くても、ここは正々堂々と。
トップのスタートが、べべから2番目のスタートとなりました。残念!
でも後ろから前の12艇がヒールしてスタートしていく姿はとっても勇壮でした。
さて、Windexもアビームで皆さんの後をコンパスで約70度で付いていきました。
スタートからファーラージェネカーを上げたベラノッテが落としながら帆走ってましたが、
それでも方向は90度ではなく、和歌浦を向いているように思える。
我々の目の前をフラッパーが帆走っていくが、追いつけそうで追いつけない。
じわじわと離されていく。またすぐ後ろのロシナンテも我々からジワジワと離れていく。
レース序盤は、徳島のシュガーベイビー(スカンピ)とWindexは同ペースで
約1時間半並走する。2時間位同じように帆走った後、前の艇が近づいたように見えた。「あれれ〜〜」うれしやうれしや追いつくぞ〜と思うも、そこは無風地帯でした。
先行の艇からすると、「せっかく離したのに、また追いつかれてしまった(>_<)」
ですが、我々にはこれが「ラッキー!」でした。
また、この日の為に準備していた、VHFの無線機が初めて楽しく役に立ちましたね。
フラッパー、ベラノッテ、と交信で「もう飲もか〜」とか「昼はカレー」とか
「もう沼島に行かない?」とかの休戦モードになる。さらに近づき、
地声でもフラッパーに届くぐらいの距離になり、すごく遅れていたロシナンテも追いつき、
究極の団子状態で風待ち。その時ベラノッテから放たれた、ワタリガニ君が、「ブ〜〜ン」と皆んなの艇を撮影しに飛んできてくれた。(藤永さん有難うございます。)
約15分位後、少しずつ風が出て、最初に青海波、ベラノッテ、さらにWindexが風を捕まえて帆走りだす。ついでフラッパー、ロシナンテ、シュガーベイビー。
最後の展開を考えてか、北東に向かって上げて帆走る青海波、ベラノッテ。
ほぼアビームで、やや落としてWindex。
さらに落とし気味にフラッパーとシュガーベイビー。
Windexの後ろをロシナンテが追うという展開になり、第2のスタート。
今日は視界が良く、周りが良く見え、北の沼島、紀淡海峡、
そのうち紀伊半島も見えてくる。11時半には、目標としての沖の島が見えていたが、
我々はそれを有田の宮崎の鼻と勘違いしていた。
12時過ぎにはマリーナシティが見え、間違いを修正。
そう考えると青海波、ベラノッテのとったコース取りは、最後まで無理なく
ベストな選択のようでしたね。我々はベターのコースでした。
沖の島の北を余裕の距離で通過し、大崎の沖もできれば余裕をもって通過したいWindex。左舷斜めからの波にたたかれながら、東北東の方向へクローズホールドで帆走。
しかし、沖の島手前では、約20分以上は離していたはずのフラッパーが、
沖の島の通過後には、もう10分も離れていない。そこからはフラッパーにどんどん迫られる。
フラッパーとWindexとは、ここ2年続けて島精機カップで、
沖の島からマリーナシティ沖のゴールまでで抜かれている。
その時の風も今日とほぼ同じでアビームからクローズホールドの風向き。
どうもフラッパーとは相性が悪いみたい。
左の前では、青海波とベラノッテがやはり競っている。
真後ろでは、シュガーベイビーとロシナンテがこれまた競っている。
皆各々、近くの艇と最後のデットヒートです。
更に悪いことに、海南港から本船が出て、ちょうど我々のゴールへの進路と重なる。
我々が本船の前を横切れるか?それとも無理せずに本船の後ろを通るコースにするか?
結果ギリギリまで前を横切るように帆走するコースをとるが、結局無理と判断し、
本線の左舷の方へ方向転換し、アビームにして艇速を上げて避けることを判断する。
本船を避けて右に少し避ける。その後再びゴールまでクローズホールド。
この間にもフラッパーは迫ってきており多分5分以内に迫っている。
この頃にベラノッテ、青海波のゴールが見えて、ゴール方向を確認し、
微妙なセールトリムをしながら、後ろを気にしながら帆走。
ゴール後は直ぐに180度転換する予定なので、反対のジブシートをウインチに巻き
タック準備。
それからフラッパーを見ながらゴールまでが遠かったこと。
ようやく逃げ切れることを確認し、時計を確認してゴール。ほ〜〜と一息(;^ω^)
すぐさま、方向転換。

ベラノッテさん、青海波さんがゴールしてから、約20数分かな。
エンジンをかけて、先ずファーラーに巻付いていたスピンハリをなんとか取って、
メインセールを下ろしてマリーナシティセーリングセンターへ。
ロシナンテ、シュガーベイビーもWindexがマリーナシティに入るころにゴールしてました。
舫ってからフラッパーさん達とちょっと茶話会。
今回は、なんとかフラッパーさんから逃げさせていただきました。ふ〜〜(^_-)-☆

それで、レースの成績ですが、徳島対抗レースの総合では、ブラウチームに次ぐ2位
WOYCのクラブレースでは、なんと1位という成績のようでした。

徳島対抗では、WOYCの力(得点)に大きく貢献できたことがうれしいです。
またクラブレースで、アゼリアレースに続き、2勝目。

これでWindexのハンデは、あこがれのプラスのハンデになりました。
多分これで、当分の間は、3位までには入れないでしょうね。

今回のレースを振り返って、2年前のレースと比較をすると、連続参加した皆さんは、
大体、2年前の方がタイムが良かったようです。(ルチェーレは艇が変わりました。)
しかしWindexは、2年前よりも10分位良いタイムで帆走してます。
これは、きっとフォールデイングペラのおかげだと思います。(腕は上がってません)
恐るべしフォールデイングペラの威力。ロシナンテが付けるまで頑張ろ〜っと。

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