記事No | : 965 |
タイトル | : Total 120nm |
投稿日 | : 2019/06/10(Mon) 19:34:40 |
投稿者 | : Slàinte 藤永 |
参照先 | : |
先週の大阪湾一周オーバーナイトレースに引き続き、ディスタンスレースが2週続きました。
完全にシーズンインです。
3月に関東から嫁いできた、新ベラノッテ。
市長杯はJugemに乗っていたので、Tartan3400では初めてのWOYCレース。
泉大津の帆走会では既に1回乗っているので、A0リーチャーの使い方もなんとか分かり。WOYCレースの本命と言ってもいいレース(?)
ECMWFとGFS、CSWを駆使して金曜までに、ナビゲーションプランを出していても、最近の予報は当てにならないので最後は直感。
昨年は先行逃げ切り作戦が使えたものの、今回は素性がよくわからない艇。
シーボニアからの回航はずっと機帆走だったので。
第1レグ:泉大津ー徳島
泉大津を出たすぐのところで波に叩かれ、SOGが3kts。
風向が悪すぎて、関空橋の下をくぐるコースに変更。
関空以降は、風もいい風向に変わってきたので、リーフを解いてフルセールで遅れた分を取り返す。
回航は意地でもオンタイムがモットーなので。
頑張った甲斐あって、予定通り16時頃に徳島港口、ケンチョピアに16時30分に舫を取りました。
第2レグ:徳島ー和歌浦
レースは、沼島まではプラン通りに、135°56’00”EラインまではCOG80°以後プロパーコースの予定だったのが、想定外に風が落ちず、よりにもよって前に回り始める。
予報モデルはもう完全に当てにならないので、沼島の南からプロパーコースに戻そうとするも、AWA50°くらいまでしか上れないので、超フラストレーション…
やっぱり、前日にちゃんとリグチューニングを合わせておくべきでしたねぇ。
幸い、30分くらいでリフトが入ってきたので風に合わせて北上、最終的にAWA90°まで振ってくれたので、またA0の出番。
後半のコンディションは、大きめのメインセール、浅くて2.7tもある重いキールも相まって、15kt以上のリーチングレグとなったので、ずっと近くを帆走っていた<だんりゅう>から逃げ切ることができました。
トータルではそこそこいい風を受けていれたので、途中サメを見たり彩雲見たりしながら13時前にフィニッシュ。
想定外に速くてオアズゲ食らっていたBella Notte特製のパスタはマリーナに舫を取ってから。
第3レグ:和歌山ー泉大津
昼食済ませ、眠たい体に鞭打って出航。
後は帰るだけ。
途中、リグチューニングをやりながら、まったり進み、加太瀬戸で逆潮に遭うも珍しく関空以北で吹かれることもなく、21時30分に泉大津に帰ってきました。
泉大津ー徳島ー和歌浦ー泉大津
総距離約120nmの快適クルージングでした。
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