海からの便り Q
五島列島から長崎へ出来るだけ最短距離で渡るには、上五島の奈良尾港になるべく移動しておきたいのですけれど、奈良尾に行くには若松の瀬戸という難所を抜けなければなりません。その瀬戸の潮流の方向や時間がネットでも見つからず、漁協も日曜日で休みで困っていたところ、佐世保でお世話になった松尾さんが情報をくださり助かりました!
お昼頃には潮の流れが弱まり連れ潮とのことなので、
24日の朝、早めに宇久島を出て上五島の西海岸を南方面に下り、風も丁度いい角度と強さで吹いて、予定よりも早く若松の瀬戸を抜けられました ^^
迫力ある岩と豊かな緑の島を両側に見ながら進む航路は素晴らしかったです。
ところが、若松の瀬戸を抜けた途端、なんと波が高いこと!
大きなうねりと3mくらいの波が舳先に次々と押し寄せてきて、
1時間半くらい波に揺られしぶきを浴びつつ・・・
船がひっくり返るのではとか、岸に流されぶつかるのでは・・・と、
不安がよぎりつつ・・・
凄かったのは、皆が私に舵取りを任せてくれたこと!
皆、私によく命を預けられるなあ・・・と、びっくりでした ^^;)
荒馬に振り回されるごとく、必死に波を越えました・・・^^;)
そして、明るいうちにやっと目的地の奈良尾港に到着 ☆☆
なんとここ奈良尾の島は、昔、和歌山の漁師が瀬戸内海の漁場が飽和状態で魚が獲れなくなったため、ここまで漁に来て住み着いたのが始まり・・・との由来があるそうです。
なので、奈良尾と和歌山の広瀬(湯浅のこと?)は姉妹都市なのですって @@)
明日は天候がよくないらしく、出航を見合わせる予定です。
今夜は雷予報・・・あまり荒れないといいのですが (><)
写真は上五島・奈良尾の樹齢600年の天然記念樹アコウの木です。
海からの便り R
天候が優れなくて、上五島の奈良尾港に24日から3泊させてもらいました ^^
フェリー乗り場の近くで、安全ではあるけれど堤防から直ぐのところなので、
夜はかなり揺れて目がまわりました〜。(Nさんは船の外のベンチで野宿!)
3日も滞在していると、人や店、風景との出会いが増えていきます ^^
美味しい地元の食べ物を食べさせてくれた料理屋「ささや」さんの母娘さん、ヨットに差し入れしようかと言ってくれた親切なスーパーの方、優しくいろいろサービスしてくれたフェリー乗り場の売店のマダム、そして、私の五島出身の友人Eちゃんの声掛けで船を訪ねてくれ、お土産までいただいた観光協会の方・・・☆☆
五島の方々は、明るくて親切で、道で出会ったら誰もが挨拶してくれるし、いろいろ助けてくれて・・・笑顔が素敵な方たちがいっぱいでした ^^
世界遺産候補の頭ヶ島教会をはじめ、たくさんの教会が海辺や山の中に建てられているのを目の当たりにして、信仰の篤さを垣間みました。
そして、大海原の怒涛の航海のあとに見た観音公園のおだやかな景色は、忘れられません☆☆
まだまだ見たいところ満載の五島列島でしたが、冬の低気圧がどんどん迫ってくるのでゆっくりもしていられず、今日は8時間ヨットを走らせ、九州本土へ〜、
長崎市野母漁港に入りました ^^
目的地の天草には、来週月曜日までには着けそうです ^^
写真は、頭ヶ島教会と朝日を見ながらの船出の景色です。
上五島ナビさんが写真3枚を追加しました。
奈良尾港に寄港しているvirgo winner(バーゴ・ウィナー)号。和歌山から花田さん親子と花田さんのご友人を合わせて4人が乗り組んで航海してきたそうです。
船内は予想以上に広く、きれいに片付けられており、とても過ごしやすそうな空間でした。
花田さん達は明日、長崎経由で天草に向けて出航する予定とのことです。
海からの便り P
今日は五島列島に初上陸!
列島最北端の宇久島のフィッシャリーナの桟橋に停泊しています。
五島列島は私の友達の故郷なので連絡したら、丁度今、池袋でアイランダ―という島のイベントを手伝っていて、たまたま宇久島の方もそこにいらっしゃり、早速、宇久島の観光協会に連絡をしてくれていたので、島に着いたら観光協会の方が待っていてくださり、食事やらお風呂の手配などをしてくださっていたのです。
感謝です〜☆☆
数時間しか余裕ががなかったのですが、ちょうど島を回る循環バスに乗れ、島と海の景色を堪能することができました ^^
宇久島は緑が多くて田んぼも広がり、とても自然が豊かです。
岩盤が何層にも重なっていて、その隙間からお花が咲いていたり、独特の風景でした。
浜辺が美しいから、きっと夏にはたくさんの人たちで賑わうのでは・・・。
もっと時間があったら、樹齢400年の大ソテツや、アコウの巨樹が見れるらしいのに〜〜ゆっくり見たかった です TT)
明日の午後から天気がくずれ、波風も強くなるとの予想なので、早朝に移動する予定です。
来週前半はしばらく天候が安定しないらしく、これからどんな展開になるのかわかりません。
皆で気を引き締めてすすみま〜す!
写真は逆光で見辛いですが、佐世保に展示されている(浜の宮マリンサービスも製作に加わった)御朱印船と、五島列島最北端の宇久島の岩場です。
海からの便り O
今日は九十九島の小さな島々を抜けて、
座礁しないかハラハラしつつ・・・佐世保を目指しました。
佐世保の、西海パールシーリゾートで遊覧船に使われている船の帆や縄梯子などは、うちの浜の宮マリンサービスで制作したものです。
さあ、今夜はパールシーリゾートでお食事です。
写真は九十九の島々と、夜の海に写って幻想的な遊覧船の灯り。
海からの便り N
今日は平戸でまる一日自由行動の日 ☆
Dadと西川さんは、一緒に高倉健のロケ地に行ったり、
(平戸は高倉健さんの遺作になった『あなたへ』のロケ地)
隣の島までレンタサイクルして行こうとしたら、
バッテリー切れで大変な目に遭ったとか。
同じく平川さんも世界遺産候補の田平教会を見に、やはりレンタサイクルで行ったら、こちらもバッテリーが切れそうでヒヤヒヤものだったとか・・・
みんな貸自転車の行動範囲を超えた距離を行こうとしたらしく、バッテリーが足りなくなったらしい ^^;) おそるべし70代ブラザーズ !!!
私は、溜まった洗濯と掃除を済ませてから、
歩いて街中の老舗の喫茶店『御家紋(おげもん)』へ行ったのですが、
席を選んで座ったら、お店のママさんが、
そこは、高倉健さんが映画の撮影の合間に来られた時に座った席ですと教えてくれて、健さんが飲んだというカップでコーヒーを出してくれたんです☆☆☆
この地方の三川焼きで、珍しいものみたい。
築400年という古い建物で、亡くなったご主人の後を継いで、奥さんが一人で開いている素敵な喫茶店でした。
店名の「おげもん」は、平戸の言葉で「変わり者」という意味だそうで、関東のほうだと「歌舞伎もん」みたいな・・・?
名前も雰囲気も、私にぴったりのカフェでした ♪
明日は佐世保に移動の予定ですが、早朝の流れがキツイみたいなので、時間調整して出発です ☆
写真は、久しぶりにゆっくりと洗濯。
ヨットは物干し竿に変身
海からの便り M
平戸に到着!
冬は厳しいと聞いていた玄界灘ですが、
風がほとんど無くもの凄ーく静か。
さざ波に光がキラキラ反射したり、
時には硝子の表面のようにつるりとしたり、
風の細かな動きを海が表現してくれているようで、
いつまでも見飽きない光景でした ^^
平戸に近付くと潮の流れがあって、
ちょうど潮と一緒に進む連れ潮の時間だったようで、
時々渦を巻いているところもありましたが、スムーズに進み、
大きな船に後ろから抜かされつつ、
その船の起こした波でかなり揺らされたりしながらも、
平戸の港に入りました ^^
父の知り合いが勧めてくれた浮桟橋に停めることができ、ラッキー!
(いつもは、まず仮に停めてから周りの人に状況を聞いて、また別の所に停めなおすなどという手順が多いので・・・)
しかも、そこは素晴らしいロケーションで、
平戸城とフランシスコザビエル記念教会が見える屋根つきの桟橋でした ☆
ここ平戸の街は、ポルトガル、オランダなどから布教や貿易のために船がやってきて、多様な文化が交わった様子や面影が、建物や資料館、街並みや食べ物からも
偲ばれるところです。
今週いっぱいは、お天気が持ちそうかな〜?
写真は穏やかな玄海灘と、お寺と教会が見える街並み
海からの便り K
今朝の天気予報では、風と波がやや強めだったので出航するかどうか迷っていたのですが、とりあえず様子見で走ってみて、荒れていたら引き返そうという船長のいつもの作戦で8:30に出航することになり、
風の方向がいい呼子を目的地にしました。
沖に出てみると、思っていたほど波も高くなく、白波も立っていなかったので、
このまま進むことにしました ^^
今まではほとんど目的地に対して向い風だったので、
エンジンを使わなければ進まなかったのですが、なんと!
今日は岬をまわったら、風がちょうど斜め45度の位置から吹いていて、
少し風が強めだったので、帆(メインセール)を小さめに(2ポイント)揚げて、ジブセールも揚げて、
5時間ほぼ帆走のみで、目的地の呼子に着きました ^^
帆だけで、7ノット(約12km/h )の速さで走ることができました ^^
(車から見たら、なんて遅い!!! と思うかもですが・・・^^;)
呼子は、イカ漁や大綱引きの行事、江戸時代から続いている朝市など、
とても活気のある町です ☆
明日の朝は、この朝市に行ってみます ^^
次の寄港地は壱岐の島になりそう!
楽しみ〜 ♪
写真は、「70代スーパートリオ」皆元気です!
海からの便り L
呼子の島はとにかく、「烏賊」!!!
昨夜はイカゲソの踊り食い、今朝は朝市でゲットしたイカ焼売やイカ饅頭を食べた後、壱岐の島に船出しました。
今朝は向かい風でしたが、あまり強く吹いてなかったので、
メインセールとジブセールを揚げ、エンジンも使いながら走りました。
3時間半で壱岐の島に到着。
海から見たこの島は、特に高い山もなく平な印象を受けました。
(後で聞いたのですが、この広い平地があったから、弥生時代からこの島で、
豊かな農業が営まれ、立派な住居も構えられたのだとか・・・)
着岸する時に、桟橋からロープでヨットを引っ張っていた私は、
その力に負けて海に落ちそうになりましたが、ジャンプして船の先端にしがみつき、必死によじ登って助かりました ^^;)
あるはずのない腕力が、こんな時には現れてくれるのですね ☆
島の人によると、これまで曇り空が続いていたのに、
今日はびっくりするくらいお天気がいいそうで、
なんだかラッキー ☀
壱岐の島は予想以上にインパクトのある島でした。
弥生時代から、韓国などからの渡来人がやってきて物々交換などをしていた国際交流の島だったとか。
古墳など遺跡がたくさんあり、まだまだほんの一割程度しか発掘されていないそうですし、その後の時代には、神社も1000社ほどあったのが統合され、それでも今は300社はあるそうです。
神道発祥の神社といわれる月読神社の元社があったり、
麦焼酎発祥の地でもあるとか、
とにかく昔からの文化が色濃く存在しているのだなあ・・・と、感じさせてくれる島です。
でも、こんな魅力的な島なのに、島民はどんどん減っているというのが現状だそう。多い時には6万人いた人口が今では2万7千人になってしまったと、島の人は嘆いていました。
さて、明日は平戸に向かいます。